【床用掃除機開発者インタビュー】 ロボット掃除機ディーボットのテクノロジー

【床用掃除機開発者インタビュー】 ロボット掃除機ディーボットのテクノロジー

最近流行りの、床を水拭きできるロボット掃除機。大変便利ですが、水拭きだけのためにロボット掃除機を買うなら普通のロボット掃除機を買うなー。というあなた。今回紹介するエコバックスのDEEBOT(ディーボット)シリーズなら、通常のゴミの吸引と水拭きが1台で両方できちゃうんです。

今回の記事はそんな高機能ロボット掃除機DEEBOTのプロダクトマネージャーへのインタビュー。

吸引と水拭き同時に行える掃除機DEEBOTについて、その特徴とおすすめモデルなどを紹介してもらいました。

インタビューにお答えいただくのは、ロボット掃除機メーカー エコバックスジャパンの高野亮子さんです。

──本日はよろしくお願い致します。

よろしくお願い致します。

──このDEEBOT、水拭きと吸引が両方できるんですね。

今回の取材に先立って、先日家電量販店で水拭きのロボット掃除機を見てきました。水拭きだけのロボット掃除機ならたくさんあるのですが、吸引と水拭き両方できるモデルはエコバックスのDEEBOTだけでした。やっぱり両方できるモデルって技術的に難しいのでしょうか?

そうですね。水拭きと通常のゴミの吸引の2つの機能を1台の掃除機に実装するには、様々な検証や技術開発が必要です。

例えば、床の雑巾がけをイメージしてもらうとわかりやすいのですが、雑巾をどのくらい水で湿らすかって人それぞれですよね?

弊社でも開発の段階では、タンクの中の水をモップに浸透させる際に、様々なお客様の水量に対したニーズに応えるのが難しいという問題にぶつかりました。

しかし、4年間の歳月を掛けて、研究開発上の難関を乗り越えて、2018年に水量を調節できるOZMO(オズモ)モップシステムの開発を完成させることができました。

このシステムのおかげで、「安全で均一に床面を濡らしていく水拭き」と「掃き掃除」が同時に行える床ロボット掃除機ができたのです。

──なるほど。この便利な機能のウラにはそういった苦労があったのですね。購入検討者に伝えたいDEEBOTの特徴はどのようなものがありますか?

はい。本日はDEEBOTならではの特徴を二つ紹介したいと思います。

まず、一つ目は最新のマッピング&ナビゲーションテクノロジーを搭載している点です。

──マッピング&ナビゲーションテクノロジー・・・?なんだか難しそうな名前の機能ですね。

いわゆるマッピング機能と呼ばれるものです。この機能があると、リアルタイムでお家のビジュアルマップを作成することができ、ロボット掃除機はそのマップを基に最も効率的な清掃コースを判断しながらお掃除をしてくれるため、清掃残しがなく、部屋の隅々まで綺麗になります。

──スマホで部屋の間取り(マップ)がみれるというあれですね。リアルタイムでどこの部分をお掃除したかがわかるというものですよね。

そうです。また、二つ目の特徴としては、先ほどご説明した水量を調節できるOZMOモップシステムです。掃き掃除と一緒に床の水拭きまで一度の清掃で行うので、煩わしいお掃除の手間や時間を短縮し、効率よくお掃除が行うことが可能です。

──水拭きと掃き掃除が同時というのは、通常の吸引で一通り掃除をした後に、水拭きでまた同じルートを掃除するということではなく、一度通った際に、吸引と水拭きを両方やってしまうということですか?

その通りです。掃除機の前の部分がメインブラシとサイドブラシと吸引口がついた、いわゆる「掃き掃除の役割を担う部分」でして、その部分でゴミやホコリを集めて吸い取った上で、掃除機の後ろの部分の水拭きモップで水拭きをしていくのです。

──それはめちゃくちゃ便利ですね。うちは子供がまだ小さいので、床をハイハイしていることもあり、ゴミの吸引だけでなく、水拭きもパパッとできるという点には非常に惹かれます。そんなDEEBOTですが、製品づくりで特にこだわっている点はどのようなところなのでしょうか?

ありがとうございます。そうですね。月並みに聞こえるかもしれませんが、弊社はメーカーとして常にお客様のニーズと使い心地を第一に考え、製品づくりに努めてまいりました。

例えば、サイドブラシ一つにしても、一律同様にサイドブラシを作るのではなく、ちゃんとゴミを両サイドから真ん中の吸引口までにかき集めるように、回す方向に合わせて左右に分けて設計しております。さらに、お客様にその繊細の区別をわかるように、左右のブラシを色分けしております。

こういった些細なところにも、きめ細やかな配慮が行き届いた製品を今後もずっと作っていきたいと考えております。

──DEEBOTにはハイエンドモデル、スタンダードモデル、シンプルモデルと3つのモデルがあるようですが、各モデルの特徴について教えてください。

ハイエンドモデルは、部屋ごとに最適なパターンで清掃ができるマッピング機能搭載のロボット掃除機や掃き掃除と一緒に床の水拭きまで同時に可能な水量を調節できるOZMOモップシステム搭載のロボット掃除機です。

スタンダードのモデルは、直進清掃で効率的にお部屋全体を往復しながら、規則正しくお掃除するロボット掃除機です。オート清掃モード、スポット清掃モード、壁際清掃モードなどの多彩な掃除モードが搭載されており、外出先でもスマホでこれらの清掃モードを指令することができます。

シンプルモデルは、従来のロボット掃除機の基本的な機能を全て搭載し、高性能な機能の代わりに抑えた価格で手に入れやすいロボット掃除機です。

自動充電機能や衝突防止センサー、落下防止センサー搭載で、2つのサイドブラシでゴミを掻き寄せ、パワフルにゴミを吸い込み、床を綺麗にします。

どのモデルもボタン一つで簡単操作ができます。

──なるほど。水拭きシステムにすごくご自信があるようですが、他のメーカーの水拭きのモデルと何か違いがあるのでしょうか?

DEEBOTのモップシステムは水タンクにポンプを搭載しているので、スマホアプリで水量を調節することができます。常に一定の水量を正確に出し続けるので、床面に最適な水量を選んで床の水拭きを行うことが可能です。さらに、弊社の製品のDEEOT OZMO930には、カーペット認識センサーが搭載されているので、水拭きモッププレートを付けて掃除する場合は、お部屋にカーペットが敷かれていても、ロボットが自分でカーペットを認識し避けながら水拭きを行えます。

──ほとんどの製品がスマホアプリ対応をしているそうですね。スマホアプリでは具体的にどのようなことができるのでしょうか。

弊社の DEEBOTは2017年から全ての製品がスマホアプリ対応できるようになりました。スマホがあれば、外出先からでもお掃除の指令ができます。壁際清掃などの清掃モードや、スケジュール設定、お掃除が完了しているかを確認することもできるので、安心して外出中の掃除を任せることが可能です。

それから、お部屋の間取りをDEEBOTがマッピングすると、スマホのアプリでお部屋の間取りを確認することができ、部屋ごと選択して清掃させることができます。さらに、アプリ上でコードが多い所等お掃除をしてほしくない場所に指で線を引くことができる(バーチャルボーダー機能)ので、自由且つ安心してお掃除を任せることが可能です。

──なんだかすごい賢いロボット掃除機なんですね。少し近未来的な感じがします。そんなエコバックスで近々リリースされる新製品があれば教えてください。

はい。弊社では2019年にAI製品を出す予定です。弊社の最新技術を駆使したAIロボット掃除機は、日常生活用品(スリッパ、ゴミ箱)の識別ができます。

例えば、ゴミ箱の認識。一度認識すると学習し次回からそこに入らないようにAIロボットが頭脳で記憶します。

一方で、スリッパの場合は、お掃除をするたびに置いてある場所が変わると認識しているので、前回掃除した場所にスリッパが無いとその場所はきちんと清掃するようにAIロボットが自動で判断して、より賢くお掃除を行います。

──すごい、AI… ロボット掃除機ってもうそんな所まで来ているんですね。

最後に、今後の製品づくりについて、どんなものづくりをしていきたいか教えてください。

エコバックスは20年以上に渡ってロボット掃除機を製造してきたメーカーです。本日、色々と機能のご説明をさせていただきましたが、

根本としては、お客様の使い心地を第一に考えるという姿勢があります。

そのため、毎年お客様アンケート調査を行っており、今後の製品づくりにおいても、常にお客様の声に耳を傾けて、ニーズに応じた製品づくりを続けていきたいと考えております。

──高野さん、本日はありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

エコバックスジャパン公式ストアサイト
https://store.ecovacs-japan.com/

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